全一の展開 末端の必然
F BREAK OF THE ALL BURST OF THE ENDS E
亀谷 稔 著
発行 知道出版 ←
四六版 456ページ上製
定価 3,000円+税
全国書店にて 発売中
ISBN978-4-88664-183-0 分類コード 1010 哲学
第1章----発端と発現
第2章----呪縛と回避
第3章----本流と選択
第4章----修羅場と離脱
第5章----本性と意志
第6章----秩序と抵抗
第7章----強制と力
第8章----運命と探究
第9章----拘禁と格闘
第10章----均衡と獲得
宇宙は一つだけなのか?
物質はどのように発生したのか?
素粒子はなぜ確率的に振まうのか?
原子や分子が反応し合うのはなぜか?
生物はなぜ番いたがり増えたがるのか?
どうして地球は生命に満ちているのか?
人類はなぜ戦争をやめられないのか?
太陽は燃え尽きたら終わりなのか?
銀河系の寿命はどれくらいか?
この宇宙の終焉とは何か?
無限の六次元時空に遍く満ちていた全一存在が、自ずから動き出し・そのことを初めて自覚したとき、この宇宙をも含めた全ての多様世界は起動した……。素粒子から分子化合物へ、細胞生命体から多細胞生物へ、地球、太陽、銀河系、そして超巨大-統合ブラックホールへと、その誇大妄想的なまでの“神話”語りは2.0×1024年という長久な時間を駆け下っていく……。
……森林保護運動の現場に身を置いていた時期もある筆者は、いつしか厳然たる一つの結論を認めざるを得なくなっていった。 つまり、現実世界がこれほど苛烈なのは、単に人間という一動物種の欠陥に因るのではなく、存在世界そのものがどこかその根本から間違っているのだ、という確信にも似た認識である。
本書「あとがき」より